記事の内容
- 田無の名店「麺匠 ヒムロク」さんのつけ麺について
- 実食レポート
実はラーメン激戦区の田無
学部生の頃、大学の友人が住んでいたためよく遊んだ街の一つが田無でした。
田無は西東京市においては一番大きな街であり、さまざまなラーメン屋さんがしのぎを削るちょっとしたラーメン激戦区なのです。
しかもそれぞれのラーメン屋さんに特色があるため、いろいろなラーメンを楽しむことができたのです。
そんな思い出深い田無に12月の中旬、妻と一緒に久々に訪れる機会がありました。
久々に降り立った田無には昔と変わらないラーメン屋さんもあれば、新たにできたラーメン屋さんもあり、懐かしさを感じると同時に街の移り変わりを感じました。
さて久々の田無で用事を済ませていると、気づけば時間はお昼時。
妻は田無に来たことがなかったそうなので、それなら自分が一番田無で通っていたであろう「麺匠 ヒムロク」さんに妻を連れていこうと思いました。
「麺匠 ヒムロク」さんは池袋の名店「BASSOドリルマン」さんで修行された店主が一人でやっている魚介豚骨つけ麺が売りのラーメン屋さんです。
店主さんが氷室京介さんを好きなため、店名にまでしてしまったと友人から聞いて驚いたのもいい思い出です。
そんなヒムロクさんのつけ麺を数年ぶりに食べたのですが、相変わらず激ウマだったため、ぜひご紹介したいと思いレビューすることに決めました。
これまで「麺匠 ヒムロク」に行ったことのない方の参考になれば幸いです。
ラーメンを食べながらダイエット
「麺匠 ヒムロク」さんへの経路
今回ご紹介する「麺匠 ヒムロク」さんは西武新宿線の田無駅にあります。
田無駅は急行が停まる駅で、急行に乗れば新宿から大体25分、高田馬場から20分くらいで到着することができます。
さて田無駅は改札が一つしかないため駅の中で迷うことはないでしょう。
改札を出たら左に曲がり、北口へと向かい、エスカレータを降りたら大型スーパーのリヴィン(LIVIN)を目指します。
余談ですが、昔このリヴィンで友人と買い物をしていた際に、元埼玉西武ライオンズのオーティズ選手に出会ったことがあります。
それはさておき、リヴィンの前に到着したらそのリヴィンを右手側に進みます。
するとセブンイレブンと三菱UFJが見えてきますからそこを左に曲がります。
その後は道なりにまっすぐ進むと「麺匠 ヒムロク」さんが見えて参ります。
なおセブンイレブンの前の歩道は結構な車通りがある一方で、信号がありませんので注意して渡ってくださいね。
所要時間は10分弱くらいでしょうか。
駐車場はもちろんありませんので、車で行く際は近くの有料駐車場を使うといいでしょう。
店内とオーダーの仕方
券売機
卓上
お店には12時半ごろに到着。
店内に入るとすぐ左手側に食券機が置かれています。
メニューは「つけそば」のみで、麺の量で料金が変わります。
以前は中華そばもメニューにあったのですが、今はつけそばだけのようです。
トッピングは豊富で、味玉やメンマ、チャーシュー増しはもちろんのこと、ノリも10枚増すことができます。
またいろいろなトッピングを試してみたいという人も、特製トッピングで上記のトッピングを増やすことができます。
他にも魚粉を増すことができたり、つけ麺を辛くしたりすることができます。
自分は今回「つけそば300g」を辛くしてみることにしました(その他にメンマトッピング)。
妻はヒムロクさんが初めてだったこともあり、普通の「つけそば200g」をオーダーしていました。
発券機から券を買ったら席が空いていれば席につき、埋まっていれば並んで待ちます。
今回は店内に2人の先客がいましたが、並ぶことなく席に着くことができました。
カウンターは全部で7席。
席に着いたら食券をカウンターの上に置きます。
席が埋まっていて並んで待っている時は、店主さんが食券をとりにきた時に食券を渡すようにしてください。
カウンターには箸と爪楊枝の他に、胡椒にお酢、一味唐辛子が置かれています。
以前はニンニクも卓上に置かれていたと思うのですが、なくなってしまったんですかね。
それでも味変するには十分な調味料が揃っていると言えます。
つけ麺
つけそば200g
つけそば300g(辛化)+ メンマ
オーダーしてから10分弱くらいでつけそばが到着。
ヒムロクさんで初めてつけそばを辛くしたのですが、見た目は結構真っ赤で辛そうな印象です。
つけ麺なのでまずはつけだれにはつけずに何本か麺だけで食べてみます。
麺は太麺でツルツルしており、また小麦の香りが非常に強く、甘みもあってこれだけで食べてしまえそうなほど旨味があります。
つけダレは魚粉がふんだんに使用された魚介豚骨スープ。
ドロドロというわけではありませんが、結構な濃度があります。
スープは以前よりも確実に旨くなっており、塩味がちょうどよくて味のバランスが抜群です。
ここに自分は「辛化」トッピングをしたのでさらに辛味も加わり旨味を増大させてくれます。
辛化はカイエンペッパーなどが入っているのか、結構な辛さがあるので辛いものがあまり得意でない人は要注意です。
全粒粉入りのストレート麺をスープにググらせると互いの相乗効果で最高の一杯に昇華されます。
具材はゴロっとしたブロック状のチャーシューにメンマ、海苔、小ネギがデフォでトッピングされています。
海苔をつけダレに浸し、麺と一緒に食べると磯の香りに包まれてまた別の表情を見せてくれるのでぜひ試してみてください。
妻が頼んでいた通常のつけ麺もいただきましたが、辛味がないほうがより魚介豚骨の旨味とその抜群のバランス感をダイレクトに感じられますね。
初めてヒムロクさんに行く方は是非通常のつけそばを食べてみてください。
最後にヒムロクさんでは麺を食べ切った後に割りスープを頼むことができます。
割りスープも魚介ベースの和風だし。
小さなオタマで自分が食べていたつけダレに割りスープを入れてくれます。
割りスープが入ることによって旨味が増大してたしかに美味しいのですが、割りスープの量が少ないためかスープとして飲むにしては少ししょっぱいですね。
それでもつけ麺としては最強クラスの一杯であることは間違いありません。
魚介豚骨系のつけ麺がお好きな方は必食のつけ麺と言えるでしょう。
つけそばの麺
つけそばのスープ
もっと詳しく
個人的評価
今回はかつて、友人たちと通っていた思い出の「麺匠 ヒムロク」さんにスポットを当ててご紹介をして参りました。
昔ハマって食べていた「つけそば」は今も変わらず、いや昔よりもさらに進化していて美味しかったです。
さて私の個人的な評価ですが、91/100点です。
あくまでも私個人の見解ですので、参考程度にお考えください。
私自身、あまりつけ麺は食べないのですが、ヒムロクさんのつけそばは別です。
ヒムロクさんの「つけそば」は麺もスープもハイレベルで、もっともっと多くの人に知ってほしいつけ麺なのです。
確かに接客は店主が職人気質であるからとはいえ、あまりいいとは言えません。
ですが、ご馳走様と言えば挨拶を返してくれるなど、接客もかつて訪問した時よりも格段によくなっているのです。
ですから、西東京市にご予定のある方はぜひ一度お立ち寄りいただき、ご賞味いただけたらと思います。
また美味しいラーメン屋さんを見つけたらご報告したいと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
店名 | 麺匠 ヒムロク |
営業時間 | 11:30~16:00(スープがなくなり次第閉店) ※コロナの影響で営業時間に変更がある場合があります。 |
定休日 | 無休(年末年始除く) |
住所 | 東京都西東京市田無町3-9-10 |
最寄り駅 | 田無駅 |
路線 | 西武新宿線 |
TEL | 非公開 |
食べログ | https://tabelog.com/tokyo/A1328/A132801/13061645/ |
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