記事の内容
- 昨日よりも少し太ってしまった時の対処法
- 考え方を変えてみよう
体重が増えている・・・!?
誰しもがダイエットをしている時、体重が増えてしまったら焦ってしまいます。
ダイエットを始めてまもない人や、ダイエットはある程度続けているけれども、体重の落ちが悪くなった人は特にそうかもしれません。
それは私にとっても例外ではありませんでした。
ダイエットはしっかりやっているはずなのに、なぜか体重が増えてしまった。
体重が増えてしまうと、今まで続けてきた、あるいは始めようとしているダイエット方法が悪いのではないか、と思ってしまいます。
はたしてそうなのでしょうか?
また体重が増えてしまった時は、最悪、ダイエット自体をやめてしまう可能性もあります。
現に私も、以前、禁欲的にダイエットをしていた時は、その反動として食べてしまい、その結果、体重計に乗るのが怖くなって体重を測らなくなり、そのままダイエットをやめてしまいました。
したがって、今回はダイエットをしているのに、体重が増えてしまったというケースに焦点を当ててみたいと思います。
「太った」のだと認識する
まずは「何故太ってしまったのか」を考えましょう。
ダイエットにおいては、「納得」あるいは「原因を理解すること」が大事です。
そしてそれらに加えて、ある種の「言い訳」が必要なのです。
言い訳というと、とてもネガティブなイメージを持たれることと思います。
言うまでもないことかもしれませんが、ダイエットを「やめない」ために言い訳をするのであって、ダイエットを「やめる」ための言い訳ではありません。
というのも、あまりにも根を詰めてダイエットをしていると、絶対にどこかで心が折れてしまうからです。
ですから、私は以前行ったダイエットの反省も含めて、今回のダイエットでは、自分に好きなものを時折赦しながらダイエットをしています(参照:【4か月】ダイエット入門とその戦略【−16キロ】)。
これもある意味で「言い訳」といえるでしょう。
さて、ダイエットをしているのに体重が増えてしまったのならば、まずはその理由について考えましょう。
そして、それで自分を責めるのではなく、「言い訳」をするのです。
もし前日に友人たちと話が盛り上がり、お酒をたくさん飲んで、美味しいものをたくさん食べてしまったのなら、「あれだけ食べたのだから太るのは当たり前だよな」と納得し、「でも友達と飲めて楽しかったんだからそれはそれでいいんだ」と言い訳をしましょう。
体重が増えているのは「理由があるから当たり前」なんです。
だから体重計に乗って、「太ってしまったのだ」という実感をさらに持つようにしましょう。
この実感が非常に大事で、実感しないと食べてしまったという罪悪感と、また増えていたらどうしようという不安ばかりが募ってしまい、最悪の場合、ダイエットを放棄することに繋がってしまうのです。
したがって、ダイエットを止めないためにも、言い訳を自分に赦してあげることが重要になってくるのです。
方法は変えるべき?
「太った」ということが認識され、それに納得が出来たのならば、次はどのようにダイエットを行っていくかが大事になってきます。
私の解答としては、これまで行ってきたダイエットを行うことをおすすめします。
体重の増減が激しい方で、稀にあるのが、それまで行っていたダイエット方法を変えてしまうことです。
私はもしそれまでに行ってきたダイエットで、しっかりと痩せることが出来ていたならば、その方法を変える必要はないと考えます。
見直しをする場合は、体重が増加する一方だったり、数ヶ月も体重が落ちなかったりする時のみです。
たった2、3キロ程度の増加であれば、まだ変える必要はなく、もう一度そのダイエット方法を繰り返し行ってみることが大事になってくるのです。
なぜなら、ダイエットとはその人その人で相性というものがあり、もし痩せることができて、かつ1、2か月継続できているダイエットがあるならば、それはその人にとって相性がいいということだからです。
したがって、体重が増えたとはいえ、これまで行ってきた、自分にとって痩せた実績のあるダイエットを、まずはもう一度行うことが大事になってきます。
しかし本当に太ったの?
脂肪にすぐ変わる訳ではない
ここまで「太ってしまった」という前提のもとでお話をしてきました。
しかしながら、本当に太ったのでしょうか?
もちろん、過食がずっと続いてしまっているならば、たとえ運動をしていても太っていく一方でしょう。
しかし、前日一日だけ食べ過ぎたからといって、すぐに脂肪に変わるということはありません。
食べ物が身体の中で脂肪に代わるまで、諸説在りますが、約48時間かかると言われています。
つまり、身体の中で栄養として吸収されるまでには少なくとも時間的な猶予があるのです。
だからこそ、食べ過ぎてしまったり飲み過ぎてしまったならば、その翌日のカロリー摂取を抑えてあげることで、前日の飲み過ぎ食べ過ぎを相殺することができるのです。
そこでおすすめなのは、私も行っている「インターミッテントファスティング」です。
以前の記事でも紹介しましたが、これを行っている方は、ただこのダイエット方法に戻すだけで効果があるのです。
実際、私も前回に報告したように(【2020年2/1〜2/7】第二回:ダイエット経過報告【痩せた? 太った?】)、三日間飲み会が続いてしまい、約2kgほど体重が増加してしまったのですが、この方法でしっかり体重を戻せたどころか、その一週間の測定期間内で体重を減らすことに成功しております。
しかしながら、インターミッテントファスティングを行っていない方でも、過食の翌日の摂取カロリーを抑えることは効果があるので、是非試してみて下さい。
むくみという可能性
また飲み会の後ですと、水分の取り過ぎで「むくんでいる」可能性もあります。
むくみで体重は1キロから多い場合、3キロも増えてしまうこともあります。
当たり前のことですが、同じ体重増加でも脂肪がついて重くなったのと、水の取り過ぎで重くなったのでは天と地ほどの違いがあります。
ですから、単純に体重が増えたからといって、太ったと早合点するのはあまりに早計なのです。
前日に飲み会があった場合、それで体重が増えていたならば、むくみの可能性も考えて、少し様子をみつつ、これまで行ってきたダイエットに戻るのが大事になってきます。
とはいえ、これまでとは異なるような突然のむくみや体重増加があった場合は、病院、とりわけ内科を受診して下さい。
むくみの原因として腎臓が悪くなっている可能性があり、とくに女性の場合は、特発性浮腫のような病気もあるため、迅速な対応が必要の場合もあります。
話を戻しますと、体重が増えたからと言って、すぐに太ったと短絡するのではなく、むくみが原因の場合もあるので、それも考慮しつつダイエットを行っていくようにしましょう。
なお、むくみの場合も、身体に溜まった水分が抜けるよう、翌日の食事を調整するなどして対応するのがよいでしょう。
それに加えて、散歩をしてみることもおすすめです。
私の場合、これだけが原因というわけではないと思いますが、散歩をすることで体重が過食前の体重に戻ることもしばしばです。
最後に
人間の体重は一日のうちで±1キロほどは増減しているものです。
ですから、より正確に自分の体重の増減が知りたいのであれば、体重を測る時間を決めておくことも大切なことです。
とはいえ、ダイエットをしている方はちょっとした体重の増減で安堵と焦りを繰り返してしまいます。
その気持ちは同じくダイエットをする者としていたいほど分かります。
しかし、繰り返しになりますが、焦る気持ちが強くなりすぎると、心のメーターが振り切れてしまい、最悪、ダイエットを放棄してしまうことに繋がります。
ですから、一番は2、3キロ増えたとしても焦らないことが大事です。
なので、私はまずなぜ太ってしまったのかを考えることが大事だとお話ししました。
それは焦る心にかけるブレーキの役目があるのです。
そして、人間、そんなにすぐに痩せることはありませんが、そんなに早く太ることもありません。
ですから、どっしりと構えてダイエットに励むことが大事になってくるのです。
毎回のように話しますが、ダイエットには終わりはありません。
太っていた頃と同じ食事に戻すならば、たちまち太ってしまうのは必定であり、だからこそ、自分に好きなものを赦しながらダイエットを行っていくことが重要になってくるのです。
みなさんの目標体重や理想とする体型に向けて一緒に頑張っていきましょう。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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