こんな方におすすめ
- 脂肪燃焼スープダイエットとは何か?
- 脂肪燃焼スープダイエットをして気づいたこと
- 脂肪燃焼スープダイエットはどのような場合にオススメで、どのような場合にオススメできないか
はじめに
みなさんは「脂肪燃焼スープ」というものをご存知ですか?
一時期、とても流行ったダイエット方法で、いわゆるダイエットをするためのスープです。
以前の記事(【3ヶ月-15キロ】おすすめのダイエット方法【インターミッテントファスティング/プチ断食】)で簡単に、脂肪燃焼スープについて書いたことがありましたが、今回の記事では、その脂肪燃焼スープに関して深掘りしていきたいと思います。
結論から申し上げますと、この脂肪燃焼スープを食べることによって、痩せはしました。
しかし、「痩せきること」はできなかったのです。
それはどういうことなのか?
順を追って「脂肪燃焼スープダイエット」について、みなさんにお伝えしていきたいと思います。
脂肪燃焼スープダイエットとは?
ではそもそも「脂肪燃焼スープダイエット」とは何でしょうか?
「脂肪燃焼スープダイエット」は心臓手術を行う前に、手術を受ける患者さんが安全かつ速やかに痩せることを目的として導入されている方法らしく、「一週間の決められた献立を食べていくだけで痩せることができる」というダイエット方法になります。
このダイエットの肝は、大量につくっておいた「脂肪燃焼スープ」であれば、お腹がすいた時にいつでも好きなだけ食べて良いということです。
したがって、お腹が空いても我慢する必要がなく、食べながらダイエットを行うことができるのです。
どうして痩せるのか?
簡単に言ってしまえば、この脂肪燃焼スープにはデトックスの効果があるためです。
あとで脂肪燃焼スープダイエットの詳しい方法について見ていきますが、使われている食材に食物繊維が豊富に入っています。
したがって、身体の中から不要なものを取り除いてくれるのです。
またダイエットの基本として、摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ痩せることができます。
この脂肪燃焼スープにはほとんどカロリーのある食材入っておらず、摂取カロリーを抑えることができた、というわけです。
そして、何よりもいつ何時食べてもオッケーなので、飢餓感をあまり感じることなく、ダイエットをすることができるのです。
脂肪燃焼スープの作り方
まず脂肪燃焼スープの材料は以下のようになります。
脂肪燃焼スープの材料
- 玉ねぎ 3個
- セロリ 1本
- ピーマン 4個
- キャベツ 半玉
- ホールトマト缶
- コンソメ 1〜2個程度
- 水 400〜500リットル
脂肪燃焼スープの材料は基本的に上記のものとなりますが、その量は人によって少し異なります。
自分の場合は、この量でスープを作っていました。
そして、脂肪燃焼スープの作り方ですが、とても簡単です。
脂肪燃焼スープの作り方
- 野菜を食べやすい大きさにカットする
- コンソメに水、ホールトマトを入れて煮立てる
- 沸騰したら野菜を入れて煮込む
- 野菜に火が通ったら塩胡椒で味付け
これだけとなります。
料理とはいえないかもしれませんが、あまり料理をしない方にとっても作りやすいものになっています。
脂肪燃焼スープダイエットのルールとスケジュール
とはいえダイエットには必ず制約(ルール)というものがあります。
以下に列挙いたします。
脂肪燃焼スープダイエットのルール
- スケジュールを守り、1日1回はスープを飲む
- 使う材料をしっかり守る
- お酒は飲んではならない
- もし前日に飲んでしまっている場合、24時間経ってからスタートさせる
- 飲み物で飲んでいいのは、水、お茶、コーヒー(無糖)、100%ジュース、スキムミルク(無脂肪)だけ
- 砂糖や甘味料を含むもの
- カロリーゼロの飲料も含む、炭酸飲料すべて
- パンや揚げ物といった小麦粉を使用したもの
- 脂肪燃焼スープダイエットを連続で行ってはならず、期間を空けて行う
となります。
これを守りつつ、以下のスケジュール(日程)をこなしていくことになります。
一週間のスケジュール
1日目
2日目
※ただしベイクドポテトを少量なら食べてよし(食べない方がなおよし)
3日目
※この日はベイクドポテトは不可
4日目
5日目
※皮を取った鶏肉、魚に変更してもよい
6日目
※牛肉は2〜3枚は食べてよい
7日目
スープは期間中何杯でも飲んで大丈夫です。
この日程をしっかりとこなせば、一週間で最低3kg、体重の重い人であれば最大8kgも痩せたそうです。
脂肪燃焼スープダイエットを行ってみて
ダイエット結果
私は以前(2015年)、この脂肪燃焼スープダイエットを行っていました。
結果から言えば、私は5キロの減量に成功しました。
80キロ以上あった体重は減少し、一週間で70キロ台になりました。
当時の私は、このダイエットの結果にとても喜んだのを覚えています。
したがって、その後もインターバル期間を設けて、脂肪燃焼スープダイエットを繰り返していました。
ですが、その後どんどんと体重の落ちが悪くなりました。
その結果、私はダイエット自体をやめてしまい、その挙げ句、ダイエットした時よりも体重が増加してしまったのです。
何故、失敗してしまったのか?
理由は複数考えられます。
しかし、ここではとりわけ、その理由のうち三点だけを指摘しようと思います。
まず、一番大きかったのはスープの味に飽きたということでした。
最初のうちはミネストローネのようでおいしいと感じていた脂肪燃焼スープでしたが、代わり映えのしないトマト味がどんどんと苦痛になってきました。
もちろん、カロリーをあまり増やさないようにして、味変も試してみました。
しかし、このスープのベースになっているトマトが変わらない以上、私にとっては何をしても無意味でした。
また2点目の理由として、脂肪燃焼スープダイエットが非常に制限が厳しく、禁欲的だったことが挙げられます。
やってはならないこと、食べてはいけないものが多いのに、トマト味のスープをひたすら食べなくてはならず、料理や食事、お酒が趣味の一つでもある自分にとって、脂肪燃焼スープダイエットは苦痛以外のなにものでもありませんでした。
したがって、一週間をなんとかして過ごしたある日、食欲とお酒欲が爆発し、ダイエットへの意欲が消えて無くなってしまいました。
三点目の理由は基礎代謝の低下です。
この脂肪燃焼スープダイエットでタンパク質を取ることができるのは、5日目と6日目だけです。
明らかにタンパク質の量が不足していました。
タンパク質は筋肉をつくり、その筋肉がカロリーを消費してくれます。
したがって、筋肉を育てるタンパク質をとらずにいると、筋肉は痩せ細り、基礎代謝が下がって、体重が減りにくい身体になってしまうのです。
そして、私はこのダイエットを複数回繰り返したことで、基礎代謝が落ちてしまい、しかし、禁欲的なダイエットから暴飲暴食を繰り返してしまった。
その結果、脂肪はたぷたぷにあるのに、脂肪が落ちにくい身体を手に入れてしまったのです。
この主に三つが、以前の体重よりも大幅に増量してしまった理由なのでした。
失敗した理由
- スープの味に飽きた
- 制限が厳しすぎて自分に向いていなかった
- 基礎代謝が落ちた
脂肪燃焼スープダイエットはどんな人に向いているのか?
この脂肪燃焼スープダイエットは確かに痩せられました。
けれども結局は失敗に終わりました。
ではこのダイエット方法は使わない方がいいのでしょうか?
ハッキリ申し上げますと、私はあまりオススメ致しません。
なぜなら一週間で痩せた体重は付け焼き刃に過ぎないからです。
それは水分が抜けただけで、あるいは身体の中に食べたものが何も入っていないだけで、実際痩せた量は、ほんのわずかだったという可能性があるのです。
したがって、この脂肪燃焼スープダイエットはやむにやまれぬ事情から、どうしても一週間で体重を落としたい人にしかオオスメはできないのです。
最後に
いかがだったでしょうか。
とはいえ、この脂肪燃焼スープはある程度食べすぎると飽きますが、基本的には美味しいです。
ですから、どこかしらの食事をこの脂肪燃焼スープに置き換えるのはいいかもしれません。
また私なりに改善点を挙げるならば、プロテイン とともに飲んだり、鶏肉などのお肉類を初日から食べたりすることで、基礎代謝の低下が抑えられると思います。
ダイエットは自分に合っているかどうかが非常に大事です。
したがって、誰にでも合うような最高のダイエット方法というのは存在しないことでしょう。
みなさんが痩せることができるダイエット方法に出会うための一助になれたらと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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