記事の内容
- 埼玉県川越市の名店「まぐろラーメン大門」さんのらーめんについて
- 実食レポート
川越のラーメンにハズレなし
まぐろラーメン大門さんの看板
「うまいラーメンはオレにまかせろ!」
年が明けた2022年、妻のご両親に新年の挨拶をしに行く道すがら、たくさんのラーメン屋さんが立ち並ぶ川越を通る機会がありました。
朝なにも食べずに出発したことも相まり、お腹はぺこぺこです。
妻と相談した結果、川越で「今年のラーメン始め」をしようという話になったのですが、ここで一つの問題が浮上しました。
それが「年始でラーメン屋さんがやっていない問題」です。
この問題の厄介なところはお店がやっていないだけでなく、ネットで検索してもお店がやってるかどうかがわからない点にあります。
つまり、ネットで情報が出てこなければ実際に自分の足を使って行ってみる必要があるのです。
今回は「麺匠 清兵衛」さんを最初に訪問したのですが、年末年始のお休みということで振られてしまいました。
藁にも縋る思いで二件目に訪問したのが今回ご紹介する「まぐろラーメン大門」さんです。
「うまいラーメンはオレにまかせろ」というメッセージを頼りに入った「まぐろラーメン大門」さんですが、前評判通り非常に美味しいラーメンでした。
そこで年始からやってる有難いラーメン屋さんを当ブログでも是非ともご紹介したいと思い、今回記事にすることにしました。
川越は何軒かラーメン屋さんに食べに行きましたが、今の所ハズレというハズレがありません。
どこに入っても美味しいラーメンにありつけるラーメン好きには有難い街ですね。
ラーメンを食べながらダイエット
「まぐろラーメン大門」さんへの経路
今回ご紹介する「まぐろラーメン大門」さんは東武東上線・川越線の川越駅にあります。
川越駅は移動時間こそかかりますが、川越線は埼京線と直通であり、また東武東上線は東横線や副都心線と直通であるためアクセスのしやすい街です。
川越には上記の路線以外にも西武新宿線があるため、少し歩きはしますが本川越駅からも訪れることができます。
さて「まぐろラーメン大門」さんへの川越駅からのルートですが、改札を出たら西口に向かいます。
西口から外に出たらすぐに右に曲がり、高速バス乗り場を超えて道なりに進んでいきます。
道を進んでいくとすぐに交差点にぶつかります。
その交差点を左折し、ローソンがある反対側の歩道に渡りましょう。
ここ以外でも交差点をまっすぐ進んだ先に反対側の歩道に渡ることができるのですが、信号機がないため、より安全に横断するにはここで渡ってしまうのがおすすめです。
反対側に渡ったらローソンを前にして右手側に進んでいきます。
そこから少し進むと十字路が見えてまいります。
その十字路を左折するし、まっすぐ進むと右手側にまぐろラーメン大門さんが見えてきます。
時間にして5分程度で到着することができるため、駅からのアクセスがいいラーメン屋さんと言えます。
駐車場はありませんので、車で訪れる際は近くのコインパーキングに止めることになります。
店内とオーダーの仕方
「まぐろラーメン大門」さんの券売機
卓上の調味料
お昼の12時頃、店内に入ると席はほとんど埋まってしまっている状態。
かろうじてカウンターの2席だけが空いてる状況でした。
年始からおいしいラーメンを食べたいという気持ちはみんな一緒のようですね。
店の中はというと、入ってすぐ左手に券売機が置かれています。
ラーメンは売りの1/「まぐろラーメン」を筆頭に2/「辛唐麺」、3/「つけめん」、4/「みそラーメン」が基本的なラインナップ。
他にチャーハンや、夏限定の冷やし中華なんかもあるみたいです。
加えて「まぐろラーメン大門」さんには学生ラーメンというものがあり、12時までかつ学生証持参の上、20代までの学生がオーダーすることができます。
金欠になりがちな大学生や大学院生にとってはとても嬉しいサービスと言えますね。
トッピングも豊富で味玉に、短冊状のメンマ、チャーシュー、ネギがあります。
チャーシューは後述しますが、一枚がとても大きいので初めて注文される方は注意が必要です。
また仕事帰りだと疲労からサクッと飲んで帰りたいと思う方も多いでしょう。
瓶ビールやお酒の提供もあり、餃子をつまみに飲んで〆にラーメンと、飲みから〆まで一軒で済ませることができるのも嬉しい点です。
この日は年末年始ということもありやっていなかったのですが、お昼はランチ定食があるため、ラーメン以外でも使い勝手のよいお店と言えますね。
卓上も充実しており、餃子に使用する「醤油」「酢」「ラー油」に加え、胡椒に唐辛子など味変に必要なものは全て揃っている印象。
個人的にはお水がピッチャーで席に置かれているのはありがたいです。
席数はカウンター席が5つある他に2人掛けテーブルが6-7つほどあり、3人以上での来店時は席が空いていればテーブルを繋げてくれます。
したがって、家族連れでも気軽に訪れることができます。
さて、今回私がオーダーしたのは「まぐろラーメン(醤油)ネギ」です。
ラーメンの種類が豊富で非常に迷ったのですが、やはり店名にも入っている「まぐろ」を使ったラーメンは食べておかねばなりません。
妻も同様のラーメンをオーダーしていました。
食券を買うとカウンター席に案内され、購入した券をスタッフの方に渡します。
その際、スタッフの方からライスか半ライスをつけることができるが、どうするかを聞かれました。
どうやらランチだとライスはラーメンをオーダーした場合にサービスとしてついてくるみたいです。
こうした無料サービスは非常にありがたいですね。
年末年始で暴飲暴食を繰り返していたため、少しでも太ることを避けるために泣く泣く(?)半ライスにしました。
まぐろラーメン(醤油)ネギ
「まぐろラーメン(醤油)ネギ」と小ライス
ドデカ肉厚チャーシュー
ラーメンは食券を渡してから5分強くらいで到着しました。
ラーメンの盛り付け方、特に白髪ネギの盛り付け方が非常に綺麗で、俄然食欲が湧いてきます。
まずはスープを一口。
少しだけ心配していたまぐろの臭みなどなく、魚介系と動物系のダブルスープが完全に融合しています。
どちらもそれぞれの特徴をしっかりと備えたまま、とはいえお互いに主張しすぎることなく素晴らしい調和をなしているのです。
まぐろの旨味に加えて昆布や鰹節などのコクも感じられ、また豚骨もくどくなく割とあっさりしているため、万人に好まれるラーメンといえるでしょう。
醤油の主張はそれほど強くなく、どちらかといえば動物系と魚介系の出汁を支える名脇役といった感じです。
全体的に高水準でまとまっており、ホッと安心する味でありながらもまぐろのオリジナリティがいい感じに溢れ出ています。
麺は中太のストレートで、コシがありツルツル啜れる麺です。
麺の茹で加減もちょうどよく、スープとよく絡みます。
トッピングで目を引くのはなんといっても厚切りのチャーシューです。
太さは1cm 以上はあろうかという厚さで噛みごたえは抜群。
そんな厚切りなのにも関わらず、簡単に噛み切れるほど柔らかく、またチャーシューが炙られているため香ばしさが鼻の中を駆け巡ります。
他にも白髪ネギはシャキシャキしており、極太メンマもいいアクセントになります。
とにかくトッピングはでかくて気前がいいという印象ですね。
先にも書きましたが、想像以上に大きなチャーシューなのでトッピングで注文するときはお腹の具合と相談することが必須です。
またランチで無料提供された小ライスはスープをかけておじや風に食べるとまた麺とは違う表情を見ることができます。
それ以外にも、スープに浸した海苔を巻いて食べたり、チャーシューを乗せて食べたりといろいろな食べ方ができ、卓上も充実しているので自分のオリジナルな食べ方を模索する楽しみもあると言えます。
全体的にハイレベルであり、かつ値段も安く、種類も豊富なため、近くにあったら絶対に重宝したくなるラーメン屋さんと言えます。
コロナの状況次第では変わってきますが、深夜遅くまで営業されているので飲んだ後の〆にももってこいの一杯です。
もっと詳しく
個人的評価
今回は川越にあります「まぐろラーメン大門」さんをご紹介してまいりました。
動物と魚介を融合させた丁寧な一杯を今年のラーメン始めにすることができたのは、非常に幸先のいいスタートと言えそうです。
さて、「まぐろラーメン大門」さんに対する私の個人的な評価ですが、89/100点です。
まぐろラーメンは大体臭みがひどい場合が多々あるのですが、ほとんど臭みはなく、それでいてまぐろのカマの旨味が抽出されているため、「まぐろラーメン」の名に恥じない一杯だと感じました。
ただ欲を言えば、もう少しまぐろのパンチ力があってもいい気はします。
この辺は本当に難しいと思うのですが、全体的に安定感がありうまいラーメンではあるものの、「The まぐろラーメン」という感じではなく、複数の出汁の中にまぐろが含まれているラーメンという感じがします。
とはいえ、これまで食べてきたどの「まぐろラーメン」よりも美味しく、完成度は非常に高く、オリジナリティのあるラーメンなのは間違いありません。
これまでマグロの出汁を使ったラーメンを食べたことがない方は是非川越に立ち寄った際は「まぐろラーメン大門」さんに立ち寄って試してみることをおすすめします。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
店名 | まぐろラーメン大門 |
営業時間 | [月~土]11:00~翌3:00 (平日ランチ11:00〜14:00) [日]11:00~14:00 ※コロナの影響で営業時間に変更がある場合があります。 |
定休日 | 無休(1月1日を除く) |
住所 | 〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15−15 ヤマトビル |
最寄り駅 | 川越駅 |
路線 | 東武東上線・川越線 |
TEL | 049-247-2300 |
食べログ | https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11007663/ |
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