記事の内容
- ラーメンが好きな人が、なぜダイエット中にラーメンを食べた方がいいか
- ラーメンを食べながらダイエットをするメリット
- ラーメンを食べながらダイエットをする方法
太った理由
以前の記事(【4か月】ダイエット入門とその戦略【−16キロ】)でも書きましたが、私が太った理由の一つに「ラーメン」が挙げられます。
というのも、受験期に東京に上京して以来、その種類の多さとその美味しさに魅せられ、ひたすらにラーメンを食べ続けてきたのです。
その結果、お酒を飲むことを覚えてしまったことも相まって、私は上京して約30キロ以上も太ってしまったのです。
その間、何度もダイエットを試み、ラーメンを食べることをやめようとしてきました。
しかし、ラーメンの誘惑に勝つことが出来ず、いつも痩せてはラーメンを食べてリバウンドを繰り返していました。
ダイエットをして痩せても結局は好きなものによって足をすくわれてきたのです。
痩せたいけれどもラーメンも食べたいというジレンマを解消する方法はないものか……。
半ば諦めかけていました。
ラーメンか痩せるか、どちらかを得るためにはどちらかを切り捨てなければならないと考えていたからです。
しかし、ある時、どちらかではなく、どちらも両立するやり方でダイエットする方法はないか、と考えたのです。
そこで今回は私が今実践している、ラーメンを食べながらダイエットする方法をご紹介していきます。
※お酒を飲みながらダイエットする方法は、こちらの記事(【お酒好き必見】ダイエットでお酒は飲んでいいの?【飲みながら痩せる方法伝授】)で紹介しておりますので、併せてご覧ください。
ラーメンを食べながらダイエットをするメリット
辛抱しなくてもいい
ラーメンが好きな人にとって、ラーメンを食べられないという状況は苦痛を伴います。
これはラーメン好きにとどまらず、好きなものを禁欲してダイエットをしている方全般に当てはまります。
最初のうちはダイエットへの意欲がありますからこうした禁欲に対して我慢することができます。
しかし、停滞期や体重の落ちが伸び悩んでくると、ストレスが溜まり、自分の好きな食べ物や飲み物への欲求が加速していくのです。
これにより、ダイエットをやめてしまう可能性が高まります。
ですから、まずラーメンを食べながらダイエットをするメリットとしては、辛い我慢をなるべく減らすことができる点にあるのです。
ダイエットをうまく継続させる
先述した辛抱しなくてもいいことと地続きの話ですが、大好きなラーメンを食べながらダイエットすることは、ダイエットの継続を可能にします。
これは以前のお酒を飲みながらダイエットをする記事でも書きましたが、大好きなラーメンは痩せるためには不要ですが、ダイエットを継続させるためには有用なのです。
とはいえ、ラーメンは炭水化物も脂質も、そしてカロリーも多い食べ物です。
したがって、太りやすいのは間違いないのです。
しかしながら先述したように、禁欲によってどうにも我慢できなくなってしまうと、ダイエット自体をやめてしまう可能性が出てくるのです。
禁欲の反動からリバウンドしないためにも、ラーメンと適度な距離を保ちつつ付き合いながら、ダイエットを行なっていくべきなのです。
ダイエット終了後を見据えることができる
わたしがこれまでダイエットに失敗してしまった理由は、ダイエット終了後を見据えることができなかったことにあります。
つまり、これまでダイエットで禁欲してきたラーメンやお酒を解禁したことから過食に走ってしまい、リバウンドしてしまったのです。
したがって、体重が減った、ないし目標体重に到達したからといって終わりではないのです。
むしろ、ダイエットを成功させるためには、いかにしてその体重をキープするかにかかっているとさえ言えます。
ですから、わたしには発想逆転する必要があったのです。
つまり、ラーメンを禁欲して自分から遠ざけておくのではなく、ラーメンと接し続けることによって、ダイエット後も同じような生活を続けられるようにするのです。
「慣れを作ること」
わたしの経験上、ラーメンとの付き合いにおいてこれ以上大事なことはありません。
ダイエットの中でラーメンを食べながらも痩せられたのならば、体重を維持するのは痩せる以上にカロリー調整はゆるく容易なものとなります。
ダイエットをしていると体重を落とすことだけに目がいきがちになるのですが、しっかりと目標体重に到達した時のことも考えながら、ダイエットを試みる必要があるのです。
満足感が非常に高い
やはり好きなものを食べることは、辛抱することとは逆に満足感は高くなります。
この意味で、ラーメンを食べることで満足感を得られるのですが、単純に満腹になるという意味でも満足感が得られます。
ラーメンは炭水化物の麺に、タンパク質としてのチャーシュー、野菜が載っていたりとさまざまな食材から調理されています。
カロリー自体も高いため、お昼に食べたなら夜まで空腹感を感じることがほとんどありません。
したがって、一食は高カロリーになってしまいますが、全体で見た時に総カロリーを抑えることができます。
私自身、ラーメンは朝や昼に食べることが多いです。
ラーメンを食べた分、夜をタンパク質中心に軽いものにしてもそこまで苦痛ではありません。
ダイエットの初期段階ではたくさん食べてしまうことがありましたが、慣れてくれば問題なくなってきます。
大柄な人であればあるほど、基礎代謝は高いので、少し食べ過ぎてしまっても方法次第ではリカバーが効きます。
失敗を恐れず、好物のラーメンを食べてみるということを選択してみてはいかがでしょうか。
ラーメンを食べながらダイエットをする方法
総消費カロリーと総摂取カロリーを意識する
まず大前提として、しっかりと総消費カロリーと総摂取カロリーを意識するようにしましょう。
ダイエットの基本として、総消費カロリーが総摂取カロリーを上回っていれば自然と体重は減っていきます(詳しくは、【3ヶ月-15キロ】おすすめのダイエット方法!インターミッテントファスティング/プチ断食)。
したがって、食べたものを記録することで、消費カロリーと摂取カロリーを調整するのです。
記録はだいたいで大丈夫です。
記録をとり、自分が食べているだいたいのカロリーを把握することで、ラーメンを食べながらのダイエットが可能となるのです。
今ではカロリー計算ができる様々なアプリが出ていますので、自分に合うものを選んで記録をつけるようにしましょう。
カロリー計算を意識するなら家で作るのもオススメ
カロリー計算をするなら、家でラーメンを作って食べた方がいいです。
というのも、ラーメン屋さんで食べるのはたしかにおいしいのですが、カロリー計算が非常にしにくくなってしまうからです。
それに対して、袋生麺やインスタントラーメンなどにはカロリー表示があり、他の食事とのカロリー調整が非常にしやすいのです。
しかしながら、最近の袋生麺やインスタントラーメンは美味しくなっているとはいえ、どうしてもお店で食べた方が美味しいのです。
そこで便利なのが、宅麺です。
この宅麺は、全国にある有名店の味を家で楽しむことができます。
たとえば、ラーメン業界で知らないものはいない「中華蕎麦 とみ田」や行列必至の「飯田商店」、二郎インスパイアの名店である「ちばから」や「もみじ屋」などが出店しています。
行ってみたいお店が遠い方や、行ってみたいけどちょっとお店に入りにくいという方にもオススメです。
ダイエットにおいては、食べる際に食材のグラムを測ることによって、だいたいのカロリーを知ることができます。
麵を半分にして自分でカロリー調整が出来たり、ボニークを使ってレアチャーシューを作ってタンパク質を多くするなどダイエット向けに改良できる点もオススメです。
もっと詳しく
食べる量を少なくする
ラーメンを店で食べる際、お腹が空いたからといって「大盛り」にしてしまってませんか?
家でラーメンを作る際、二玉も使って調理してしまってませんか?
ダイエットには必ず制約というものがあります。
好きなものを食べる代わりに、なにかを我慢しなければ痩せることはありません。
ですから、ラーメンを食べてもいい代わりに、大盛りにするのはやめましょう。
炭水化物を取らなすぎることもダメですが、取り過ぎることもダイエットの敵なのです。
とはいえ、ラーメンを普通盛りで食べると物足りなくなりそうだと思うかもしれませんが、意外とお腹はふくれ、満足してしまうものです。
慣れてくると、これまでいかに飽食していたかに気づくことでしょう。
まずは「大盛りはやめて普通盛」を合い言葉にしましょう。
スープはできるだけ残す
大盛りを止められたならば、スープの完飲も極力やめるようにしましょう。
ラーメンのスープは麵が絡むように通例、濃い味付けがされています。
それだけでなく、煮込むときのガラから出る油や、背脂、チー油など、油が非常に多く使われているのです。
たしかにラーメンはスープもその魅力のひとつであり、飲み干したい気持ちは非常にわかりますが、そこは敢えてぐっと堪えることは肝心なのです。
ちなみに、こってりしたスープの場合、完飲した場合と、半分以上スープを残した場合で、約30%程度カロリーが変わってきます。
ですから、ラーメンを食べる代わりに、痩せるための「制約」としてスープは飲まないようにしましょう。
食べてもいいとはいえラーメンはほどほどにする
ラーメンを食べてもいいとはいえ、ほどほどにしなければダイエットにはなりません。
毎日ラーメンを食べたり、ラーメンを一日に何食も食べてしまっては元の木阿弥なのです。
摂取カロリーと消費カロリーの計算をしていたとしても、タンパク質の量が多かったり、脂質や糖質の量が多かったりしたならば、痩せやすい身体にはなりません。
重要なのは、前述した通りラーメンとつきあい方なのです。
したがって、一日に食べてもいいラーメンは一杯までとしましょう。
そして、自分でどんなときに、そして週に何回まで食べて良いかを決めるようにしましょう。
私の場合はお酒同様、外でラーメンを食べる場合は、友人と一緒に食べる時のみOKにしています。
またおうちでラーメンを作る際はその日予定がないことと、昼にラーメンを作って食べたならば、夜はタンパク質中心にして軽めにするように注意しています。
自分の食生活と体重変化に関しては公開しておりますので、是非参考にしてみて下さい(参考:【2020年2/29〜3/6】第六回:ダイエット最前線!経過報告【痩せた? 太った?】)。
終わりに
ここまで、自分が実践しているラーメンとつきあいながらのダイエット方法をご紹介してきました。
ラーメンは本当に美味しいです。
しかしながら、カロリーが高くダイエットに不向きであるのもまた事実なのです。
ラーメン愛好家ダイエッターの悩みは常にここにあります。
いろいろと試行錯誤をした結果、その悩みを解決するにはラーメンを食べながらダイエットをする道しかなかったのです。
もちろん、そこまでラーメンについて悩んでいないという方でも、今回ご紹介した内容が少しでも参考になれば幸いです。
私自身、ラーメンダイエットとうまくシナジーをしたダイエットは「インターミッテントファスティング」でした。
プチ断食とも言われているダイエット方法ですが、これをしっかりと行うことで、今現在20キロ以上のダイエットに成功しているのです(2020年3月12日現在)。
詳しくはこちら(【3ヶ月-15キロ】おすすめのダイエット方法!インターミッテントファスティング/プチ断食)に載っていますので参考にしてみて下さい。
また、〆のラーメンというのも非常に悩ましいものですが、これに関してはこちらの記事(【お酒好き必見】ダイエットでお酒は飲んでいいの?【飲みながら痩せる方法伝授】)でも解説しております。
是非参考にしてみて下さい。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
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