記事の内容
- 大学生・大学院生におすすめのアルバイト
- 研究時間を確保しながら稼げるバイトの紹介
- おすすめのバイト8選
理想は研究時間を確保できるバイト
大学院生といえど、学生生活を送る上で、その軍資金を貯める必要があります。
なぜなら稼いだお金を生活に当てるのはもちろんのこと、研究書などの購入にあてる必要があるからです。
しかしながら、あまりにもお金を稼ぐことに注力してしまっては、研究がおろそかになってしまいます。
したがって、研究の時間を作りながら、お金を稼ぐことができるバイトが理想と言えます。
また大学生もサークル活動があったり、学校の授業があったりとなにかと忙しいものです。
だからこそ、バイトは手軽に、そして高収入なものであるほど、より自由に使うことができる時間は増えていくことでしょう。
そこで今回はいろいろなバイトに手を染めてきた私が、大学生・大学院生のために、おすすめのバイトを紹介したいと思います。
おすすめのバイト
家庭教師
まず大学生・大学院生のバイトで一番真っ先に思いつくのが「家庭教師」でしょう。
実際、私の周りの大学院生の多くがこのバイトを選んで行っています。
家庭教師のメリットはなんといっても働く時間に対して時給が高いことです。
したがって、研究時間を確保しつつ、お金を稼ぐことができるバイトの代表格といえるでしょう。
大学院に入って研究をしている人であれば、将来、人に教える職業につく人が多いことでしょう。
よって、家庭教師をすることで人に教えるということに慣れることができるのです。
デメリットとしては、家庭教師をするにあたって行う授業の予習・復習に時間を費やす必要があるということでしょうか。
しかし、これも最初のうちだけで、一度教材を作ってしまえば、いろいろな生徒にその教材を使い回すことができるようになります。
これによって、より少ないコストでお金を稼ぐことができるようになります。
POINT
家庭教師のメリット・デメリット
メリット:時給が高く、短時間でお金を稼ぐことができ、研究の時間を確保することができる。
デメリット:授業の予習復習に時間を取られる。しかし、一度生徒に教える教材を作ってしまえば使いまわしが可能。最初だけ目を瞑れば、研究時間を確保しやすい。
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採点・添削
次に大学院生がやる仕事として多いのが「採点・添削」のバイトです。
模試の採点はもちろんのこと、小論文の添削は文章を書くことが本業の文系大学院生にはもってこいの仕事といえます。
在宅で勤務可能な場合も多く、研究の隙間時間に行えることができるバイトと言えます。
採点ができるかどうか不安な方もいるかもしれませんが、しっかりとしたマニュアルがあり、それに沿って行えば誰にでもできます。
デメリットとしては単発の仕事であることが多く、これだけで稼ぎ続けることが難しい点にあります。
ですが、期限内に終わらせればいい仕事であり、研究でなにかと忙しい大学院生にとって、研究の合間に自分のタイミングで仕事ができるというのは非常に魅力的なものであるのは間違いありません。
POINT
採点・添削のメリット・デメリット
メリット:在宅で仕事ができるため、研究の合間にお金を稼ぐことができる。
デメリット:単発が多く、持続的に稼ぎづらい。
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試験監督
「試験監督」も大学生・大学院生には馴染み深いアルバイトといえます。
模試を受けたり、受験をしたことがある人であれば、試験官の補佐として、テストを配布したり、カンニングをしていないか見回っていた人を覚えていると思います。
仕事内容としてはスーツを着て、朝に集合場所に集まり、試験における役割を確認。
試験中は受験者の見回りをし、テストの配布、回収を行います。
仕事内容で大変なことはほとんどないので、非常に割の良いバイトといえます。
1日か2日でそれなりの額を稼ぐことができるため、多忙な大学生・大学院生向きのバイトといえるでしょう。
デメリットとしては、「採点・添削」と同様に、単発の仕事が多く、持続的にお金を稼ぐことができない点といえます。
それでも仕事内容がとても楽な割に、稼ぎやすいバイトなので、求人が出ていたら積極的に応募していきたいバイトの一つといえます。
POINT
試験監督のメリット・デメリット
メリット:仕事が楽な割に一回で稼ぎやすい。
デメリット:単発の仕事が多く、継続してお金を稼ぎにくい。
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救急受付・夜間警備(特におすすめ)
夜に働くことに抵抗がなければ、「救急受付」や「警備員」もおすすめの仕事先になります。
警備員であれば、決まった仕事内容をこなしていれば、休憩時間に本を読んだり、研究したりすることができます。
また救急受付も頻繁に救急車が来るところでもなければ、比較的時間に余裕があり、研究に時間をまわすことができます。
私自身も救急受付で勤務していましたが、患者さんの対応がないときはしっかりと研究をすることができていました。
デメリットとしては、警備員も救急受付も拘束時間が長いことが挙げられます。
また、忙しいところに配属された場合、患者対応や警備の仕事に追われて、研究どころではないこともありえます。
したがって、配属先が忙しくないところかどうか運に任せなければいけない部分もあります。
とはいえ、もしそこまで大変でない勤務先であれば、警備や救急受付ほど研究に適した場所はないということができるでしょう。
無論、知り合いの先輩や友人が病院に勤務しているならば、紹介してもらうことによって運の要素をなくすこともできます。
自力で探す場合は、応募する先の病院が忙しそうかどうか、しっかりと見極めるようにしましょう。
POINT
救急受付・警備のメリット・デメリット
メリット:忙しくない勤務先だと空き時間が多く、その空き時間に研究をすることができる。
デメリット:拘束時間が長く、忙しいところに配属されたら、研究ができない可能性がある。
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本屋・古本屋
研究書を買うならば、「本屋」も選択肢になります。
なぜなら、本屋さんでアルバイトをすると「スタッフ割引」を受けることができるからです。
これによって、稼ぎながら研究に必要な本を安く購入できるようになるのです。
実際、私も大学生の頃に本屋さんでバイトをしていましたが、仕事内容もそこまで大変ではありませんでした。
デメリットとしては、最低賃金のところが多く、そこまで多くの収入を得ることができないということでしょうか。
とはいえ、なかなか本が安くなることはないですし、継続的に収入も得られるので、本屋さんは有用な選択肢の一つになるでしょう。
また「古本屋」さんの店番も狙い目です。
古本屋さんの店番は仕事中に本を読んでいても良い場合が多く、仕事をしながら研究をすることとができるからです。
仕事も忙しくない場合も多く、意外と自由な時間があるのもメリットです。
とはいえ、古本屋さんの求人自体が非常に少なく、また時給も低いというデメリットもあります。
もし古本屋で働きたいと思うのであれば、自分が住んでいる街の古本屋さんの店員さんに声をかけてみるのも一つの手でしょう。
POINT
本屋・古本屋のメリット・デメリット
メリット:本屋は出版されている書籍を安く購入することができてお得。古本屋の店番は本を読みながら仕事ができる可能性が高い。
デメリット:本屋は時給が低くあまり稼げない。古本屋はそもそも求人自体が極めて少ない。
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アンケートモニター(特におすすめ)
アルバイトではないのですが、「アンケートモニター」も研究の隙間時間にできて非常におすすめです。
アンケートモニターは、簡単なアンケートに答えることでお金をもらうことができます。
しかしながら、普通のアンケートを一つ答えただけでは、2円や3円にしかなりません。
これをコツコツとやったところで大したお金にはならないでしょう。
ですが、アンケートに答えていると、「会場調査参加者募集」というアンケートが届くことがあります。
このアンケートに答え、会場調査に選ばれると1回3000円から2万円ほどの謝礼をもらうことができるのです。
内容はアンケートによって異なるのですが、私の場合、会場に行って、ある新作商品の試飲や試食をしてアンケートに答えたり、グループでディスカッションをしたり、個人である商品についてインタビューを受けたりしました。
難しいことは特になく、時間も短いものだと30分。長くても2時間くらいでと、短時間で稼ぐことができるのです。
デメリットとしては、必ず会場参加者に選ばれるわけではなく、継続的に狙った金額を稼ぐことができないということです。
とはいえ、会場調査参加者に選ばれたら非常においしいので、チャンスを増やす意味でも様々なアンケートモニターに登録しておくと便利です。
人によって会場調査が来やすいものがあるため、この他にもキューモニター や ボイスノート、リサーチパネル などにも登録しておくことをおすすめします。
POINT
アンケートモニターのメリット・デメリット
メリット:会場調査型型のアンケートは短時間でいい金額を稼ぐことができる。複数のアンケートモニターに参加して会場調査型のアンケートがくるようにするとなお稼ぎやすい。
デメリット:必ず会場調査型のアンケートに参加できるわけではなく、狙った金額を稼げるとは限らない。
もっと詳しく
治験
「治験」も労力をかけることなく、お金を稼ぐことができるボランティアです。
治験はアルバイトではなく、あくまでもボランティアという形になります。
しかし、単なるボランティアではなく、謝礼という形でしっかりお金をもらうことができます。
さて、まず治験にはいろいろな種類があります。
入院タイプと通院タイプがあり、前者は1週間ほど泊まり込む形もあれば、土日だけ行う形もあるなど、治験によって様々となります。
入院タイプの場合は、起床時間や食事の時間などがしっかりと決められており、定期検診の時間などもありますが、それ以外は基本的に自由時間となるため、研究に時間を割くことができます。
相場としては1日あたり1万円から2万円程度で、一週間ほど泊まる場合、それだけで10万程度稼ぐことができます。
デメリットとしては入院タイプの場合、集団生活をする必要があることと、ほとんどありえませんが、健康被害の可能性があるということです。
しかし、健康被害があった場合も、即治験は中止され、健康回復への対応が行われます。
後日身体に何かしらの影響が出た場合の対応も手厚く、基本的に治療でかかるお金は会社側が負担してくれます。
逆に、定期検診も無料で行ってくれるので、時間をかけることができ、集団生活が苦でない人は、夏季休暇や冬季休暇の際にやってみるのもいいかもしれません。
POINT
治験のメリット・デメリット
メリット:泊まり込みの場合、基本的に自由時間が多く、研究に時間を割くことができる。また一週間ほど泊まり込めば、それだけで10万円ほど稼ぐことができる。
デメリット:ほぼないが健康被害が出る場合がある。しかし、健康被害が出た場合、手厚い保障を受けることができる。
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短期バイト
ゼミの予習や研究などで忙しい大学生・大学院生の場合、なかなか時間をつくることができません。
したがって、時間を見つけてアルバイトをしなければいけませんが、そんなときに役立つのが「短期バイト」になります。
一日単位で仕事をすることができ、隙間時間を見つけてお金を稼ぐことができます。
つまり、研究を優先させながら、あるいは課題を優先させながらアルバイトができるようになるのです。
仕事内容としては事務・イベント・軽作業・飲食・サービスなど様々で、応募する仕事によって大変さは変わってきます。
デメリットとしては、同じ仕事をずっと続けるわけではないので、その都度仕事を覚える必要があることです。
とはいえ、一日で終わる仕事であるため、そこまで複雑な仕事を要求されることはほとんどありませんし、似たような仕事を選べば、大体の流れを把握したうえで仕事を行うことができます。
すぐに仕事を探すことができるため、研究書を買いすぎたり、大学の友人と飲みすぎて金欠のときに助かることが多々あります。
登録だけでもしておくことで後々助かることがあるかもしれません。
POINT
短期バイトのメリット・デメリット
メリット:すぐに仕事を見つけることができ、すぐにお金を稼ぐことができる。研究や課題を優先することができ、隙間時間で仕事ができる。
デメリット:継続して仕事をするわけではないため、その都度仕事を覚える必要がある。
短期バイト
終わりに
ここまで大学生・大学院生におすすめのアルバイトを紹介してきました。
研究やゼミの課題を消化するためには、それらになるべく時間をあてることができるような仕事が望ましいです。
したがって、その点では今回紹介したものはどれもおすすめとなります。
が、この中で特におすすめはどれかと聞かれれば、救急受付とアンケートモニターになります。
前者は継続して収入を確保できると同時に、空き時間が非常に多く、研究に時間を回すことができるからであり、後者は会場型調査アンケートのコスパが非常によく、欲しい研究書を買うちょっとした軍資金を貯めることができるからです。
もちろん、どのバイトにもメリット・デメリットが存在し、その人個人に合う・合わないといった問題もあります。
よって、先に挙げたアルバイトを様々に組み合わせて、自分のライフスタイルに合うようにアレンジしてみるのも良いでしょう。
これ以外にも、良さげなバイトがあったら髄時更新していきたいと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。