記事の内容
- ダイエット中に旅行はしていいの?
- ダイエットをしながら旅行をする上で試してみるべきこと
- 割り切りとダイエットのバランスが大事
- 旅行後は体重計に乗ろう
- ダイエットと旅行の楽しみのバランスをどうとるか
ダイエットと旅行
旅行を嫌いな人はほとんどいません。
気のおける友人や恋人との旅はいつだって楽しいですし、知らない新たな土地は自分をワクワクさせ、おいしい食べ物は疲れた心を癒してくれるからです。
旅行のいいところをあげたらきりがありません。
ですが、とりわけダイエットをしている人にとっては、旅のよさが少しばかり減ってしまうように感じてしまうことでしょう。
なぜならダイエット中は、痩せている友人や恋人とは違って勝手気ままに食べることはできないし、いつも測っていた体重が計れなくなってしまうからです。
これ以外にも理由は考えられますが、とりわけ体重が計れないことは、そのままダイエットをやめてしまう契機にもなりえます。
楽しもうと思ってもダイエットの5文字が脳裏をチラつくのです。
そこで今回は「ダイエット中の旅行」というテーマについて考えてみたいと思います。
私自身も、ダイエット期間中である、2020年の3/19から3/22まで友人とともに旅行に行っていました。
そこで気づいたことを私自身の備忘録としても書き記しておきたいと思います。
そもそもダイエット中に旅行に行ってもいいの?
そもそも、太ってしまうからといってダイエット中に、旅行などしてはいけないのでしょうか?
それはあまりに暴論といえます。
なぜなら、いつも言っているように、ダイエットは目標体重に到達したからと言って終わりではないからです。
痩せたとしてもリバウンドしたなら「ダイエット失敗」です。
したがって、ずっと痩せたまままの状態をキープし続けることが重要なのです。
これは逆にいえば、自分に対して無理や我慢を強制し続けるダイエットは良いダイエット方法ではないと言えます。
もちろん、旅行にいかず、黙々とダイエットをすることができるのであれば、そうした方がいいに決まってます。
しかし、ずっと継続していくダイエットの中で、旅行を我慢し続けるダイエットを今後も続けることができるかを自分の胸に手を当てて検討してみるべきなのです。
そしてなによりも、楽しいことはダイエットを継続する上でも大事なことです。
ダイエットは制約があるため、やはりなにかしらの制限がつきます。
したがって、そうした制約や禁欲ばかりしていては、いつか自暴自棄になってしまいダイエットをやめてしまうことになります。
制約を課す見返りとして自分にとって嬉しいこと、楽しいことを許してあげることは大事なことなのです。
旅行によって、ダイエットを頑張ろうと思える活力を得られるのであれば、ダイエットのたまにある休憩として旅行を楽しんでもいいのではないでしょうか?
旅行におけるダイエットで試すべきこと
食べる量はなるべく少なめにする
旅行においてもダイエットを意識するならば、やはり食べる量は少なくすることが肝要です。
それでもせっかくの旅行ですから、好きなものは食べてもいいと思うのです。
そうでなければ、ダイエット中に旅行にいく甲斐がありません。
旅行ですから、おいしいものを食べるのはその醍醐味のひとつと言えます。
それでもなお気をつけるべきなのは「食べる量」なのです。
つまり、食べることは我慢すべきではないのですが、食べる量は少なくする必要があるのです。
旅行時はたくさん食べてしまうことでしょう。
しかし、その中で例えば「大盛り分」だけでも我慢することができたならば、少しでも総摂取カロリーを減らすことができるのです。
他にも「お腹いっぱいであるならば食べない」だけでも意味があります。
旅行ですから、多少の食べ過ぎには目を瞑るとしても、お腹いっぱいであるのに無理して食べる必要はないのです。
総じて言えるのは、余分に食べすぎないように気をつけるだけでも、体重増加を少しでも抑えることができるのです。
「もうちょっと」を我慢する努力をしてみるのはいかがでしょうか?
見知らぬ土地を歩いてみる
旅行中にたくさん歩くことも効果的です。
というか、レンタカーを借りる旅でもなければ、歩く機会は非常に多いと思います。
したがって、お目当ての店に向かうことでも歩くでしょうから、旅行とうまくマッチする手軽なダイエットは歩くことと言えます。
それ以外にもおすすめなのが、夕食が終わった後に散歩に出かけてみることです。
知らない土地を歩くことで、その土地に根付く人々の息づかいを感じることができます。
自分が知らない風景や人と人との繋がりを感じることができるのも、旅先での散歩の醍醐味です。
非日常の旅をさらに、豊かなものにしてくれることでしょう。
しかしながら、散歩で身体を動かしたからといって過信して食べすぎてしまわないようにしましょう。
歩くことはそれほどカロリーを消費するわけではありません。
あくまでも、旅行でたくさんカロリーを摂取してしまうことへの応急処置にしかすぎないのです。
観光メインのプランにする
そもそもの旅の目的を食べること中心ではなく、観光中心のプランにしてみることもオススメです。
旅行はなにも食べることだけが旅行ではありません。
どの観光地でもその土地を代表する観光スポットが存在します。
その土地の文化財を知ることは、自分の経験を豊かにし、知識の幅を広げてくれます。
なによりも友人と話しながら様々なところを巡るのは楽しいことです。
もちろん、食べることだって旅の目的に入れてもいいのです。
ですが、楽しみを観光にシフトすることで間食をしないことに繋がり、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
旅をその舌で楽しむことも満足につながりますが、目で楽しむことも食べることでは味わうことのできない満足につながることでしょう。
要はバランス、そして旅行後の自分を受け入れること
ここまで「ダイエット中の旅行」というテーマで書いてきました。
ですが、せっかくの旅行です。
ダイエットをしていたとしても、割り切って思いっきり楽しむという選択肢があってもいいと思います。
重要なことは、旅行が終わってからダイエットに戻ってくることなのです。
旅行に行く日数にもよりますが、もしその旅行が2、3日程度であれば、体重が増加しても元の体重に戻すことはそこまで大変なことではありません。
しかしながら、ダイエットを中断して心おきなく飲み食いしてしまうと、体重計に乗るのが億劫になってしまいダイエットをやめてしまう原因となってしまいます。
これをなくすためには、やはり少しはダイエットのことも考えた方がいいのです。
割り切るところは割り切り、ダイエットできそうなところはしっかりとダイエットすること。
要するに、旅の間に大事なことは割り切りとダイエットの「バランス」が大事なのです。
そして、基本的に旅行にいけば食べる量も増えますし、普段のように運動することもできません。
ですから、体重は増大する場合が多いです。
これをしっかりと受けいれられるかどうかが旅行とダイエットを両立させる鍵となります。
ですから、旅行が終わり帰宅したならば、真っ先に体重計に乗りましょう。
旅行後の自身の現状をしっかりと受け入れることがなによりも大事なのです。
そこで気落ちするのではなく、割り切ったのだからこそ、太って仕方ないのであり、今日からまた頑張ろうと気持ちを新たにするのです。
旅行後に気持ちを新たにするためにも、先に述べた、旅の最中の割り切りとダイエットのバランスを考えておくことが役に立ってきます。
自分で決めたことですから、たとえ太ったとしても頭で納得することができます。
またそれと逆に、そこまで体重が増えていなかったのならば、自分のバランス調整がうまく行ったとやる気が湧いてくることでしょう。
したがって、旅行においてなによりも大事なことは、「割り切りとダイエットのバランス」に加えて、「体重計に乗り、旅行後の自分の現状を受け入れること」なのです。
最後に:バランスをどう設定するか
ダイエット中の旅行は非常に難しい問題を孕んでいます。
どこまで節制し、どこまで食べてもいいのか。
あまりにも制限しすぎると、せっかくのダイエットの意味がなくなってしまいます、ら
このバランスをどのように設定するかが大事になってきます。
わたしがオススメするのは、旅行前に「食べてよいカロリーの上限をあらかじめ設定しておく」ことです。
これを行うためには、カロリー計算ができるアプリを使用すると計算が捗ります。
そして、食事ごとになにをどれだけ食べたのかを、大体でいいのでカロリー計算するのです。
旅行中はなにを食べてもいいですが、カロリーをオーバーしてしまったらそこで食事は終了です。
自分がどれだけ食べてもいいか、という「割り切りポイント」をしっかりと旅行前に見定めておきましょう。
またプランを練るのが好きな人であれば、旅行で食べるものをあらかじめ決めておき、それ以外は食べないようにするのもオススメです。
これによりどれだけのカロリーを摂取するかがおおまかに計算できるので、最初から旅行後の覚悟を決めることができ、旅行中はダイエットの心配をする必要がなくなります。
とはいえ、旅行は一期一会ですので、その場でおいしそうだと思ったものが食べられないデメリットは大きいと言えます。
この二つの方法以外にもいろいろな方法を考えられると思いますので、是非自分なりの割り切りとダイエットのバランスを考えてみてください。
旅行は新たな経験と出会いを運んでくれる素晴らしいものです。
ダイエット中であろうが、その旅が素晴らしいものになるよう楽しむことは、なににもまして重要なことと言えます。
だからこそ、その旅が素晴らしいものだったと言えるように、旅行後のダイエットも「旅のプラン」にいれ、ダイエットがしっかりと継続できるような計画をたてるようにしましょう。
ここまでお読みくださりありがとうございました。