【北坂戸駅】魚介出汁を使ったラーメンの究極形：寿製麺よしかわ　坂戸店【東武東上線】

久々に味わえた喜び

「寿製麺よしかわ 保谷店」さんがに緊急事態宣言を受けて休業してしまった2020年の4月8日から、私はずっとお店の再開を心待ちにしておりました。

しかし、その後、お店が再び開くことはなく、8月31日に閉店してしまったのです。

その間、何度も夢に出ては食べにいきたくなっても、お店が遠すぎて食べにいけない毎日。

ですが、今回坂戸駅方面に用事ができたため、やっと寿製麺よしかわさんのラーメンを食べることが叶いました。

今回はそんな私が愛してやまない「寿製麺よしかわ 坂戸店」さんについてご紹介したいと思います。

寿製麺よしかわ 坂戸店への行き方

寿製麺よしかわ坂戸店さんは、東武東上線の北坂戸駅が最寄駅です。

東京からですと結構な時間、電車に揺られる必要があります。

東京からだと川越店さん（@kotobukiseimen）だったり、板橋区は西台駅前店さん（@yosikawanisidai）だったりのほうが行きやすいかもしれません。

また駐車場が店前に５台分、店横に15台分、合わせて20台分用意されているため、車での利用も非常に便利です。

とはいえ、最寄駅の北坂戸駅からのルートは、まず北坂戸駅の改札を出たら西口へ向かいます。

西口を出たら左手側に北坂戸駅前交番、坂戸自動車教習所を眺めながら、溝端公園を目指します。

溝端公園をさらに左に眺めながら真っ直ぐ進むと、化粧品店「たかいし」さんがある十字路にぶつかります。

その十字路を右に曲がって真っ直ぐみちなりに進めば、右手側に見えてくるのが寿製麺よしかわ坂戸店さんです。

徒歩で言えば、大体15分くらいといったところです。

店内とオーダーの仕方

8月中旬、11時頃にお店に到着。

開店前だというのに、すでに4組ほどが先客でいらっしゃいました。

店の中は広く、カウンターはもちろんのこと、4人掛けの席や6人掛けの席などがあり、合わせて40席ほど用意されています。

券売機は店内に入って左手側にあります。

券売機には期間限定のラーメンを含め、魚介を使ったラーメンがずらり。

すべてが美味しそうで非常に悩みましたが、今回は「牡蠣と帆立の冷やしそば」をプッシュ。

さらに「いわしそば」も連食するために券を購入。

妻は定番の「煮干しそば」をえらんでいました。

券を購入すると、店員さんに席まで案内されます。

席に着いてから店員さんに食券を渡しますが、連食する場合は先に食べる方の食券だけを渡し、残りの券は後で店員さんに声をかけて注文します。

今回は先に「牡蠣と帆立の冷やしそば」を出してもらうことにしました。

卓上には箸や爪楊枝のほかに、煮干し入りの酢が置かれています。

これが味変をするときに最高の調味料となります。

トイレは男女共通で洋式がひとつですが、トイレの中はとても広く、掃除が行き届いていて非常に清潔感があります。

「牡蠣と帆立の冷やしそば」と「いわしそば」（「煮干しそば」）

食券を渡してから約10分、「牡蠣と帆立の冷やしそば」が運ばれてきました。

牡蠣が2つに大きな帆立が一個。

さらにきれいなピンク色をしたレアチャーシューが中央に鎮座しています。

一口すすってみると、牡蠣からとったオイルが口いっぱいに広がります。

これまで何度もよしかわさんに訪問しては期間限定麺をすすってきましたが、今回が一番うまい。

濃厚な魚介出汁とパツパツの低加水麺が見事に絡み合う。

キンキンに冷やされたスープは、猛暑で熱のこもった身体を内側から冷やしてくれます。

レアチャーシューは歯ごたえがあるにもかかわらず柔らかく、玉ねぎはシャキシャキしていて辛くなく、いいアクセントになってくれます。

これぞ魚介出汁ラーメンの究極系。

麺を2/3食べたところで、店員さんに「いわしそば」をオーダー。

いわしそばは5分もかからず、すぐに提供されます。

このいわしそばの凄いところは、なんといってもいわしの身が「これでもか」とたくさん入っているところ。

「いわしが麺のトッピング」なのではなく、「麺がいわしのトッピング」といっても過言ではないくらいの量。

保谷店さんがあったときも、連食のシメはこれでした。

まずはしっかりと麺をタレと具材と一緒にかき混ぜて一体化させます。

いわしは脂がのっていて口に入れるだけで溶けてしまう。

カエシの醤油も香りがいい。

こちらも低加水の麺と魚醤の入ったタレが絡み合い、相性は抜群。

卓上にある煮干し酢を少しかけ、コショウを軽く振れば、さっぱりとした味に大変身です。

いわしそばは通常のラーメンよりも麺量が少なく、連食するにはもってこいです。

また妻が注文していた「煮干しそば」もやはり絶品。

手間暇をかけた煮干しの優しい味が五臓六腑に染み渡ります。

寿製麺よしかわさんは、様々な魚や貝類を、その素材のポテンシャルを余すことなく、それぞれの食材にあった形で調理してくれます。

だからこそ、いつ行っても、またどれを食べても新鮮で驚きがあるのです。

終わりに

今回も死ぬほどうまかった「寿製麺よしかわ　坂戸店」さん。

素材がもつそのポテンシャルを最大限まで引き出すその技術は一見の価値大いにありです。

埼玉で一、二を争うほどの人気と謳われるのも納得の味だと思います。

私の今回の評価は98/100点。

また埼玉に行く機会があったら、また伺いたいと思います。

そんな「寿製麺よしかわ」さんのラーメンは 宅麺.com さんで購入し、自宅で食べることができます。

是非こちらも利用してみてください。（「寿製麺よしかわ」の注文ページはコチラ）

ここまでお読みくださりありがとうございました。